ところが、オフィスや商業施設等は冷房を強く入れているところが多いため、
外気温との差が5℃を超えることもしばしばです。
日々、急激な温度変化を受けていたり、冷房の強いお部屋に長時間いたりすると
体温調節をする自律神経に乱れが生じます。
このようなことが続くと体は段々と急激な温度差に対応出来なくなってしまい
体調不良を起こします。これが冷房病です。
頭痛、めまい、肩こり、腰痛、神経痛、生理痛等、様々な症状が現れます。
また、一般的に女性は男性に比べて筋肉の量が少ないことから冷えやすいので、
冷房の強い職場にいる方は温かいものを摂ったり、カーディガン等の羽織ものを用意して、
外気温との温度差を5℃以内に調節できるよう心がけてみてください。対策として衣服等の保温は有効です。
他にもお風呂はシャワーだけでなく湯船につかり体を温めましょう。
シャワーだけですと体を温めることができません。
湯船につかり、血行を良くすることで体内の回復を促します。
それでも改善されない方は、漢方による治療もありますので、
ご相談ください。
梅雨が明けると暑い毎日になりますが、
体温調節には少し気をつけてみてくださいね。

エアリ総合内科漢方クリニック
暑い地方でとれる食材や夏が旬の食材の多くは体を冷やす作用があります。
例えば、トマト、なす、キュウリ、セロリ等です。
逆に寒い地方でとれる食材や冬が旬の食材の多くは体を温めます。生姜やネギ、にら、鮭、そば等です。
また、一般的に色の濃い(黒っぽい)食べ物、暖色の食べものは体を温めると言われており、
白ゴマより黒ゴマ、白ワインより赤ワイン、肉や魚も白身よりも赤身の方が体を温めます。
ナトリウム(Na)の多い食材は体を温め、カリウム(K)の多い食材は体を冷やします。
昔から関西地方は薄味で東北地方は濃い味と言われます。この事実からもわかるように
寒い冬を乗り切るために北方の地域では塩分が必要だったのです。
ただ、冷え症だからといって温める食べものばかり食べればいいというわけではありません。
体を温めることは大事ですが、そればかり食べて、冷やす食べ物で得られる栄養を制限してしまうのもよくありません。自らの食生活を見直した上で、冷え症の方は温める食べ物を積極的に食べるようにこころがけてみてください。
旬の食べ物をとるようにしましょう。

ホルモンバランスの変化によって肌が荒れたり、イライラしたり、腰痛や冷え、むくみ等、体調コントロールの難しさに悩んでいる人も少なくありません。忙しい毎日を送り、ストレスの多い生活は気づかないうちに心や体に疲れがたまっていることもあると思います。
漢方は女性の不調改善を得意とする医療です。
病名で診断することだけでなく、一人一人の体質や体の状態を見ながら治療していきます。
検査で異常なしといわれる不調や体質的なものにも効果があり、月経に伴って起こる
不調やアレルギーなどの体質的なもの、メンタルや皮膚の症状にも効果があります。
当クリニックでは、日々の生活を元気に送ることができるよう
お手伝いできればと思っております。お気軽にご相談ください。

TEL:022-797-8601