同日開かれた有識者会議の分科会で了承された。
政府は来年1月にも今回の決定を盛り込んだ中間とりまとめを策定する。
接種対象の分類は(1)妊婦や心臓疾患などを持つ重症化のリスクが高い人(2)小児(3)成人・若年者(4)高齢者――の4つ。実際に流行したウイルスの種類や重点的に保護する対象によって、事前に用意した7パターンの中から、どの順番で接種を実施するかを決める。
(日経新聞・2012年12月22日)
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メタボ健診は40~74歳が対象。男性では腹囲85センチメートル以上で、血圧や血糖などが基準値を上回るとメタボと判定する。健康保険組合には健診と保健指導が義務付けられている。実施率は公務員の共済組合が70%、大企業の健保が67%、中小企業の全国健康保険協会が34%、市町村が運営する国民健康保険は32%だった。
メタボと判定され、保健師の指導が必要な人は413万人だった。厚労省は医療費を抑える対策として健診に力を入れている。今後は肥満でなくても、高血圧や高血糖で健康にリスクがある人に対して医療機関の受診を勧めたり、保健指導を実施したりする方針だ。
(日経新聞・2012年12月18日)

当クリニックでも特定健診を行っております。
気になることがございましたら、ご相談ください。
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国立感染研の長谷川秀樹部長らが開発した経鼻ワクチンは、ウイルスが最初にとりつく鼻の粘膜の免疫を活性化し、感染を防ぐ効果を期待している。高い毒性が懸念されるH5N1型ウイルス用のワクチンを試作した。
健康な大人63人に対し、3週間あけて2回にわたって鼻に噴霧した。さらに約8カ月後に3回目の接種をしたところ、ウイルスを攻撃する抗体が増加。ワクチンとして効果が期待できる水準に達した。季節性インフルエンザ向けに試作したワクチンでも鼻の粘膜に十分な量の抗体ができた。
今の注射するワクチンはウイルスの感染を防ぐのではなく、感染したウイルスの活動を抑えて重症化を防ぐのが狙い。ウイルスの遺伝子の一部が変化すると効果がなくなるケースが多かった。
新しいワクチンは、動物実験ではウイルスの遺伝子の一部が変化しても有効だった。毎年接種すれば、インフルエンザの感染を防ぐ効果が持続する可能性もあるという。製薬会社などに呼びかけ、実用化に向けた臨床試験(治験)の実施を目指す。
医薬基盤研と北大は、経鼻ワクチンの早期量産に必要な技術として、増殖しやすいウイルスを育てた。十数世代にわたって培養すると、ワクチン製造に必要な増殖能力になった。
インフルエンザウイルスには、H1N1(新型インフルエンザ)やH3N2(A香港型)など大きく144種類のタイプがあり、北大は全ての株を保管している。
大流行した場合、保管しているウイルスから経鼻ワクチンの製造に適した株を選ぶ。全国民に必要な量のワクチンを作るまでに要する期間を、今の約4分の1の半年にすることを目標にしている。
(2012年12月4日・日経新聞)
これが実用化されれば、感染の拡大を大いに防ぐことができます。
今後に期待したいですね。
当院ではインフルエンザの予防接種を随時受付けております。
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