最近、つくづく思います・・子供に学校の「勉強を教える」「やる気を出させる」これ、かなり難しいです。
「この教材が良い、この問題集が役立つ」と買っても、当の本人が「つまらない」、挙句の果てに「こんな難しいの買ってくるなっ!」と暴れられる始末。
親や大人の自己満足?もしかすると塾や予備校等に通わせるのも、その類なのかと心配になります。
これが例えば、空手だったなら、と・・・‘上段連突き’にしても、‘後ろ廻し蹴り’にしても、まず初めに、技を見せます。 あるいは、強い選手の試合を(DVDとか観戦してとか)見せます。
すると、子供の「うわっ凄い!」「早くああいう技を使いたい!」「強くなりたい!」と気持ちが動く瞬間、心が急上昇する瞬間、目が煌く瞬間を大人(親)も肌で感じることが出来ます。
それから基礎練習の反復に入ります、延々と。
ある意味、子供にとって“ゴール”が見えているためなのか、一見つまらなさそうな基本練習を見事にこなしていくことが多々あります。
さて“学校の勉強“ どうやったら、上手く動機付けることができるのでしょう?
自分なりに考えてみて、昔(かなり前、それこそ何十年も昔)、僕が小学生だった頃を思い出すと、当時“進研ゼミ”なるものがあって(たぶん今もあるでしょう・・)、続けていた理由が「面白そうで、実際に楽しかったから」という、よく分らない理由だったように記憶しています。
本人のモチベーションを上げる、何か解決のヒントにならないかと、考えたりしてますが、まだ答えが出ません。
子供に対し「さっぱり勉強しないので困る」という親御さん達、エアリ(の小児科)を受診されてる方で、同じような苦労??を持つ親御さん達と今度、作戦会議でも開きたい気分です(笑)
全空連(全日本空手道連盟)主催で、東北6県の伝統派・各流派から審判技術向上のため仙台に集いました。
選手にとって、日々の厳しい練習の成果を発揮する舞台が試合。
その主役である選手をうまく演出するのが審判とも言えます。
魅力ある審判・・・例えば、どなたをイメージしますか?
自分は、直近のサッカーワールドカップで、日本人として初めて決勝トーナメント(3位決定戦で主審)で笛を吹いた上川さんを思い浮かべます。 そのフェアプレー、毅然としたレフェリングには、各方面から称賛の声が集まりました。
空手界でも、年々高速化かつ高度化される空手技を見切る眼が求められています。ルールも微妙に変遷します。
審判のジャッジ一つが、試合を生かすことにも、壊してしまうことにもなるわけですから、その技術を磨くため日々研鑽を積むことが大事でしょう。
ある意味、選手以上に気を引き締めて臨まなくてはと・・・
技術向上に欠かせないのが、実践での目を養うこと。 講習会は殆んど休み無しで3時間半みっちり行われました。 その実践形式の組手で、疲れも見せず延々と技を繰り出してくれたのは、東北工大高の選手諸君(←今年1月の東北高校選抜大会の団体組手優勝校)です。
真に彼らの技を見極められれば、審判の技術向上は間違いないというものでしょう。そして公正かつ的確なジャッジこそ、日頃の選手の頑張りに応える術となると確信しました。
さて来る・・3月22日(土)は東北地区の公認審判審査会(筆記+実技試験)です。 現在、宮城県審判の自分も階段を一つ登るべく、心して試験に臨みたいと思います。
いかがお過ごしでしょうか?
「エアリ内科」は日々色々な方々に励まされ、そして支えられています。
先日も お隣の「フォレスト歯科」のスタッフより「先生、宜しかったら」と差し出された一冊の本。
「木を植えた男」 ジャン・ジオノ作( 20世紀のフランス文学を代表する作家の一人)・・・
・・物語は突然、家族を失った男が、荒れ地にひたすら木を植え続けた結果、やがて水が湧き小川が流れ、森になり、大地を甦らせたというお話です。
「何か、ためになる仕事をしたい」と決心し「木のない土地は死んだも同然。せめて土にもよき伴侶を持たせたい、不毛の地に生命の息吹をよみがえらせる」と思い立ち、地面に穴を掘り、ドングリの種を黙々と一つ一つ植え込んでいく。
当時「どこまでも広がる枯れ野 村びと達は、きこりと炭焼きで暮らしていたが、生活は決して楽ではなかった。人々はいがみあい、角つきあわせて暮らしていた。美徳と悪徳が競い合い、ののしりあって、無駄な争いが絶えぬ有様」だった。
そして・・・荒れ地に木を植え続けること30数年・・
まず10万個の種を植え、そのうち2万個が芽を出した。「2万個の半分ちかくが、だめになるだろう。動物にかじられるか、予期せぬことが起こるかして。それが神様のおぼし召しというもの」と、彼はいう。「それでも残る1万本のカシワの木が、そこに根づくことになる。」
やがて時は流れ・・・「すっかり変わっていた。空気までが変わっていた。かつて襲いかかった埃まみれの強風のかわりに、甘い香りのそよ風があたりを柔らかくおし包んでいた。・・いまや見違えるほど和やかな心で生活を楽しむようになった」
「創造が新たな創造を生み、そこからさらなる創造が生まれる、まさしくそれは、努力がもたらした驚くべき連鎖のしるし。」
作者は「魂の偉大さの陰にひそむ不屈の精神。 心の寛大さの陰にひそむ、たゆまない熱情。それらがあって、はじめてすばらしい結果がもたらされる」と綴っています。
自らの心の空白に、そこに住む人の心に、そして大地に「命」を吹き込む、愛と生命力に溢れた物語でした。とても感動的でした。
そういえば以前(2007.8.6)、このブログに登場したY氏は、今や“YP”の愛称で活躍の一途。 たゆまぬ熱情と斬新なアイデアで今後も頑張り続けてほしいものです・・

