来年(2008年)から、市町村が行っている現行の住民健診が廃止になり、新しい健診「特定健診・特定保健指導」が始まるのをご存知でした?
医療構造改革の一環とかで・・
実は医療現場にいる人間でも、このことを良く知らない人が、まだ大勢います。
(そういう僕自身も良く分かってなかったもので)
どう変わるかというと・・
これまでの健診は、がんなどの「個別疾患の早期発見・早期治療」を主目的に行われてきました。
その結果、治療には当然、お金がかかります・・
そこで、今後は生活習慣病(糖尿病・高血圧症・高尿酸血症など)の予備軍をみつけることに力点を移します。
ご存知のように、内臓脂肪が過剰になると生活習慣病になる可能性が増すばかりか、それらが併発する危険性も高まります。 幸い? 内臓脂肪は皮下脂肪より食事や運動で落ちやすいことが知られてますので、改善点を早めに見つけ「特定指導」を行います。
「病気にさせない」ということ・・・それは、その先には医療費の大幅な削減が実現する・・という算段です。
問題点としては、住民健診が廃止になれば健診業者に受診者が殺到し、本来のかかりつけ医療機関離れが広まるのでは、という懸念があることです。
今、全国の各医療機関は目前に迫るこの新しい健診(特定健診)への対応を、例えば各医師会が市と契約して特定健診に参加する医療機関を募るなど、鋭意検討中です。

